こんにちは、ビールボーイです!
ハイラックスの高速料金って、今までとは違いますよね?
- 普通車よりかなり高い…
- 具体的な料金の違いは?
- 安くする方法ってある?
普通車からハイラックスに乗り換えると、ビックリするのが高速料金。
中型車だから仕方ないけど、実際にどれくらい高いか気になりますよね?
高速道路をよく利用する方に、この記事では以下の内容を紹介します。
- ハイラックスと普通車の料金比較
- ハイラックスに適応される割引
- 2025年3月末の割引改定の内容
- 下道を走るメリット
私自身、高速道路をよく利用します。
ハイラックスで西日本1周もして、一般的な距離から長距離まで経験しました。
最後まで記事を読むと、たまには下道もいいかなって思えて、高速料金が浮きますよ!
私は早く着きたい派やで
4時間くらいは平気で運転できる派です
1ナンバーの高速料金の現実
ハイラックスが欲しい方、すでにオーナーの方。
1ナンバーであるハイラックスの高速料金、気になりますよね。
ハイラックスの高速料金は普通車と比較して、最大1.7倍になります。
2倍はいかないものの、大きな違いがありますね。
1.7倍を少し超えることもあります!
ハイラックスの高速料金が高い理由
ハイラックスの高速料金が高くなる理由は、2つあります。
- 料金が普通車の1つ上「中型車」
- 休日割引の対象外
ハイラックスの車種区分は中型車
高速料金は車種によって、料金が異なります。
車種には、以下の5区分があります。
- 軽・自動二輪
- 普通車
- 中型車
- 大型車
- 特大車
ハイラックスは1ナンバーで、中型車。
基本的な料金が、普通車の1つ上になります。
休日割引の対象外
ETCが付いている車が多いので、休日割引が当たり前になってきました。
ハイラックスに乗り換える前は初めから休日割で、割引額なんて意識しませんよね。
なんと、中型車は休日割引が対象外なんです。
高速道路の休日割引は、普通車・軽自動車(二輪車)限定。
対象だと、30%の割引。
この違いは大きいですね。
ハイラックスと普通車の料金比較
割引率だと、イメージしづらいでしょう。
ハイラックスと普通車の、実際の違いを紹介します。
- 区間:福岡IC〜長崎IC
- 距離:147.9km
- 曜日:日曜
- ハイラックス:4,580円
- 普通車:2,690円(休日割引対象)
差額は1,890円。
1.7倍になります。
4千円台と2千円台では、違いが大きいですね。
距離が近い場合
住まいである福岡と、実家がある長崎を比較しました。
では、距離が近いとどうなのか?
- 区間:福岡IC〜鳥栖IC
- 距離:28.9km
- 曜日:日曜
- ハイラックス:1,100円
- 普通車:670円(休日割引対象)
距離が近いと、差額が小さく感じますね。
しかし、比率は1.64倍。
やはり、1,7倍に近い料金となります。
距離が遠い場合
今度は、距離が遠い場合を比較します。
区間は福岡〜滋賀に設定。
- 区間:福岡IC〜大津IC
- 距離:634.7km
- 曜日:日曜
- ハイラックス:16,580円
- 普通車:9,840円(休日割引対象)
距離が遠いほど、高くなるイメージですね。
差額は6,130円。
1人分の宿泊代くらいになりました。
比率は1.68倍。
やはりハイラックスと普通車では、高速料金に1.6〜1.7倍の差があります。
福岡〜滋賀は1日で運転できるギリライン
あるにはある!ハイラックスの高速料金割引
ハイラックスでも、割引が対象となる場合もあります。
対象となるのは2つ。
- 深夜割引
- 平日朝夕割引
割引はあるものの、はっきり言ってあんまり利用しません…
業者はともかく、一般の方は割引はないと考えてもいいかも。
割引はETCは必須!
深夜割引
ハイラックスの割引のメインが、深夜割引です。
深夜0時〜朝4時の間に利用すると、高速料金が30%割引。
福岡IC〜長崎ICの場合は、以下となります。
- 通常:4,580円
- 深夜:3,210円
深夜だと、1,370円の割引。
休日割引の普通車と比較して、1.19倍まで差が縮まります。
深夜割引きのデメリット
いくら30%割引でも、深夜に高速に乗るのはキツイ。
福岡〜長崎間くらいの帰省だと、深夜なんて乗れません。
めちゃくちゃ安くなるなら別ですが、1,370円ではまず利用しませんね。
遠くならメリット大!
中途半端な距離だと、深夜割引は使いません。
しかし、距離が遠くなると、深夜割引のメリットは大きい。
親戚がいる滋賀に車で行くなら、夕方までには着きたいところ。
福岡の出発は、イヤでも早朝になります。
この場合は、深夜割引を必ず使います。
- 区間:福岡IC〜大津IC
- 距離:634.7km
- 朝4時出発〜昼3時到着
- 通常:16,580円
- 深夜:11,180円
深夜帯に出発すると、5,400円の割引。
普通車と比較して、1.13倍まで縮まります。
平日朝夕割引
もう1つの割引は、平日朝夕割引です。
平日の朝6〜9時・夕17時〜20時まで間に利用すると、30〜50%還元されます。
1ヶ月に4回以下の利用だと、還元されません。
福岡IC〜長崎ICの場合は、以下となります。
- 5〜9回の利用:4,428〜7,970円分の還元
- 10回以上:14,760円分〜の還元
還元にはマイレージ登録が必要です!
平日朝夕割引のデメリット
還元だけ見ると嬉しいですが、平日朝夕割引もデメリットが大きい。
- マイレージ登録が必要
- 1ヶ月に5回以上も使わない
- 100km分しか還元されない
特に壁となるのが、利用回数。
1ヶ月に5回以上、高速道路に乗ることってあるのか?
私は対象になったことがありません。
マイレージ登録すらしてない
高速道路で通勤するならアリ
高速道路を使って通勤している人なら、平日朝夕割引の対象になるでしょう。
同僚に1人だけ、距離的には対象になる人がいます。
同僚は下道で来てるけど(片道2時間)
深夜割の改悪!?ハイラックスへの影響
深夜割引は長距離の移動では、かなりメリットが大きい割引。
しかし、2025年3月末ごろより、深夜割引は改定されます。
現行と改定後の違いは以下です。
深夜割引 | 現行 | 改定後 |
---|---|---|
時間帯 | 0時~4時 | 22時~翌5時 |
対象距離 | 全走行距離 | 時間帯の走行距離のみ |
割引方法 | 即時適用 | 後日還元 |
割引率 | 30% | 30% |
時間帯は増えていますが、対象距離が大きく変わりました。
もうね、めちゃくちゃ変わりますよ…
対象距離が時間帯のみ
これまでの深夜割引では、少しでも対象時間にかぶれば、すべての距離で30%引きでした。
改定後は22時~翌5時までに走った距離のみ、30%引きになります。
現行では4時に高速に乗ると、あとは昼間でも降りるまで30%引き。
しかし今後は、4時に高速に乗ると、1時間(4時~5時)の走行距離のみ30%引きとなります。
今までは、福岡~滋賀の635㎞すてべが割引対象。
これからは、4時に出発すると、100㎞(時速100㎞)しか割引が効かないのです…
寝ずに走れと言うのか…
マイレージ登録が必須
改定後の割引は、後日マイレージとして還元。
なので、割引されるにはマイレージ登録が必須です。
今までは料金所で、直接割引がされていました。
しかし、今後はマイレージでの後日還元であり、現金での返金はありません。
ほとんど高速道路を使わない方。
たまたま長距離の高速移動があっても、返ってくるのはポイントです。
高速でたまったマイレージは、高速でしか使えません。
ほとんど高速を使わないなら、そのポイントを使うのはいつになるのやら…
金を返してくれ…
割引上限の設定
改定後の深夜割引には、新たに上限が設定されました。
対象時間での、無謀な運転を防ぐためです。
上限がないと、対象時間内に走ったもん勝ち。
おのずと車両スピードは上がってしまいます。
改定後の割引上限は、1時間あたり105㎞。
さらに4時間をこえると、30分の走行距離も対象から外れます。
夜10時~翌5時までずっと走った場合、7時間×105㎞で735㎞。
4時間をこえるので、0.5時間(30分)×105㎞で52.5㎞。
対象時間帯でスピードを出しても、682.5㎞までしか割引が効きません。
4時間以内の走行では、30分の除外はありません。
4時間×105㎞で、420㎞がまるまる割引の対象になります。
105㎞って半端やな!
スピードメーターのズレの調整分らしい
走行時間が中途半端な場合
1時間当たりの走行距離は、105㎞と決まっています。
しかし、実際の走行時間は中途半端ですよね。
実際の走行時間は、分単位で計算されそうです。
走行時間が、3時間43分の場合。
3.7167時間(3時間43分)×105㎞=上限390.25㎞になります。
長距離逓減制の改善
深夜割引の改悪の代わりに、長距離逓減制が改善されました。
長距離逓減制とは、高速道路を長く乗るとより割引になる制度です。
現行の長距離逓減制でも、100~200㎞の走行で25%割引。
200㎞~では30%の割引が効いています。
知らなかった…
改定後は、以下の割引が適用されます。
- 400~600㎞:40%引き
- 600~800㎞:45%引き
- 800㎞~:50%引き
いうても400㎞ってなかなかの距離やで!
福岡から尾道こえるね
ハイラックスの深夜割料金はどう変わる?
改定後の深夜割引では、ハイラックスの高速料金がどう変わるか?
福岡IC~大津IC(滋賀)で比べてみましょう。
出発時間は、福岡ICを朝4時です。
実際の料金とは少し違うので注意!
福岡IC~大津IC(635㎞) | 現行 | 改定後 |
---|---|---|
対象時間帯 | 4時出発でOK | 5時までの1時間 |
対象距離 | 635㎞ | 100㎞ |
基本料金 | 1万9,050円 | 1万9,050円 |
長距離逓減制適応 | 1万4,385円 | 1万3,628円 |
深夜割適応 | 1万70円 | 1万2,728円 |
同じ時間(朝4時)に福岡を出発すると、大津ICまでの料金が2,658円高くなります。
家族3人の食事代くらいですね。
注目すべきは、長距離逓減制適応の料金。
改定後は1万3,628円、そこから深夜割で1万2,728円。
差額は900円しかありません。
改定後は、無理して深夜割を使う必要はなのいかも…
改定後の深夜割をフルに使ったら
先ほどの比較は、出発時間を同じにして比較しました。
今度は深夜割をフルに使うと、福岡IC~大津ICの料金はどうなるのか。
福岡IC~大津IC(635㎞) | 現行 | 改定後 |
---|---|---|
対象時間帯 | 4時出発 | 夜10時に出発 |
対象距離 | 635㎞ | 635㎞ |
基本料金 | 1万9,050円 | 1万9,050円 |
長距離逓減制適応 | 1万4,385円 | 1万3,628円 |
深夜割適応 | 1万70円 | 9,540円 |
福岡IC~大津ICは635㎞なので、上限以下となりすべての距離が対象になります。
なので、改定後に深夜割引をフルに使うと、現行より安くはなります。
6時間以上も運転って現実的じゃないけどね
改定後の深夜割引のデメリット
改定後に深夜割をフルに使うと、上限以内の距離なら安くなります。
しかし、デメリットをふくめると、改定後の深夜割も考えものです。
- 深夜の運転は危険
- ゆっくり走ると料金が高くなる
- 上限があってもスピードは出る
- 移動先の1日がツラい
深夜割を使わずに、1万3,628円。
深夜割をフルに使って、9,540円。
差額の4,000円のために、デメリットを受け入れるかどうか。
4,000円か…
絶妙のラインをついてくる…
深夜の運転は危険
深夜帯の運転は、やはり危険です。
夜10時~翌5時なんて、寝ている時間ですもんね。
日中に睡眠がとれたとしても、やはり普段の運転とは違います。
ましてや徹夜で運転となると、めっちゃくちゃ危険ですよ!
徹夜で長距離運転とかありえん…
ゆっくり走ると料金が高くなる
改定後の深夜割引は上限があるので、速く走っても料金は安くなりません。
しかし、遅い場合、料金が高くなる場合があります。
高くなるのは、時速105㎞で走ると5時までに目的地に着くのに、スピードが遅く5時をすぎた場合。
条件によっては高くならない場合もあるし、高くなっても数百円くらい。
それでも「遅いと高くなる」現実は、かなり厄介ですよね。
上限があってもスピードは出る
改定後の深夜割では、スピード超過を防ぐために距離の上限があります。
しかし、上限があってもスピードを出す車は多くなる思います。
人間は得するより、損をしたくないという気持ちが強い。
ドライバーにとって上限いっぱいの走行は、もはや得ではなく最低ライン。
上限にいかず、損をする方が嫌なので、スピードを出すでしょう。
また、運転中に今の上限は何キロで、現在どれくらい走っているかなんて正確には分かりません。
ハッキリしているのは、「5時をすぎると割引が効かない」ことだけ。
曖昧なことを考えるより、5時までに走り切った方がいいと考えますよね。
なので、上限が決まっていても、スピードを出す車が増える可能性は高いです。
真っ暗な道をトラックがびゅんびゅん!
眠いし運転したくない…
移動先の1日がツラい
深夜割をフル活用し、旅行したとします。
しかし、いくら安くなっても、到着したその日はグッタリですよね。
交通費が安くなっても、旅の初日がつぶれるのは嫌。
その日は移動だけで観光しないってなら、フルに活用してもいいですね。
新しい発見!下道の利用もおすすめ
高速道路の料金が気になる方、1つ提案があります。
それは高速道路は使わず、下道を走ること。
- 高速料金がかからない
- 燃費は下道の方がいい?
- 新しい発見がある
下道にもメリットがたくさん。
ハイラックスのオーナーなら、おそらく運転が好きですよね。
いつもは高速道路を使う道を、1度下道を通ってみてはいかがでしょう。
運転してる感が大好きです!
高速料金がかからない
下道の1番のメリットは、高速料金がかからないこと。
その分、時間がかかりますが…
福岡市から長崎市まで、高速道路を使ったとします。
- 所要時間:2時間
- 料金:4,580円
いつもは高速道路を使う所を、下道で帰ったらどうなるか?
- 所要時間:3時間30分
- 料金:無料
いつもより30分家を早く出て、到着が1時間遅くなる。
帰省なら、このくらい何ともありません。
これで往復1万円得するなら、私は断然下道派です。
ただ、時と場合によります。
子どもが産まれてからは、さすがに下道が使えなくなりました。
片道2時間くらいならイケルで〜
隙あらば下道使ってます
燃費は下道の方がいい?
高速道路を走ると、燃費がいいと言われていますよね。
しかし私は、下道の方が燃費がいいのでは?と思っています。
西日本1周で高速を2,200km走っても、平均燃費が向上しない。
プリウスだと高速を走るより、下道の方が燃費がいいのです。
高速道路は、意外と一定のスピードで走れません。
アップダウンがあったり、場合によってスピードを出して車を抜くことも。
高速道路はアクセルを踏み込む場面が多いので、燃費はそれほど良くないと思っています。
80〜90km/hをキープできれば、高速道路の方が燃費がいいでしょう。
高速であおるヤツって自◯行為でしょ
新しい発見がある
下道を走ると、新しい発見が多いです。
下道には、たくさんの案内が出ています。
世界遺産の案内から、マイナーな観光地まで。
道の駅や神社など、高速道路を走っていると気づかない発見があります。
いつも高速道路を使うのではなく、時間があるときは下道を走ってみてはいかがですか。
絶対に楽しいと思いますよ!
下道を走ると達成感がある!
ETCマイレージに登録する
下道好きからすると、ぜひ下道を走って楽しんで欲しいですが、現実は難しい場合も。
私自身、子どもができてからは、高速を走ることが多くなりました。
どうしても高速道路を利用する方は、ETCマイレージに登録がおすすめ。
少しでも得して、ハイラックスライフを楽しみましょう!
ETCマイレージとは?
ETCマイレージサービスは、ETCを使って高速道路を利用する際に、ポイントが貯まる制度です。
マイレージは、利用する高速道路によってポイントが異なります。
貯まったポイントは通行料金の支払いに使用可能。
登録はインターネットまたは郵送で行えます。
ETCマイレージを利用するためには、ETCカードと車載器が必要です。
まとめ
今回はハイラックスの高速料金について紹介しました!
- ハイラックスの高速料金は普通車の1.7倍
- 休日割引は対象外
- 深夜割引・平日朝夕割引は対象
- でも割引が対象になることはあまりない
- 深夜割は改悪する予定
- 下道を走るのもメリットがある!
私は高速道路が苦手なので、スキあらば下道を利用しています。
下道にもメリットがあるので、運転が好きな方は走ってみて下さい!
ありがとうございました!
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