菅原道真の出世コースとは?新政府に藤原家は嫉妬

分厚い雲に覆われた空
記事の内容

菅原道真の出世コースと、まわりからの嫉妬を紹介します!

  • 侍従(じじゅう)
  • 近江守
  • 中納言
  • 大納言
  • 春宮坊(とうぐうぼう)
  • 右近衛大将
  • 藤原家は道真の出世に嫉妬

朝はパン、パンパパン、トリぞーです。

この記事は、菅原道真の歴史に興味がある方に向けた内容です。

  • 道真の具体的な出世はどんな感じ?
  • まわりからの嫉妬は?

これらの疑問に応えます。

前回は京に戻った道真が、遣唐使派遣を中止したところまでを紹介しました。

遣唐使派遣の中止はズバリ、ナイスな判断でした。

さらに道真は出世していきます。

しかし、まわりはオモシロくありません。

道真は嫉妬の渦にまき込まれます。

人間クサさは今も昔もおなじですね

目次

出世コースまっしぐら

出世街道を歩くビジネスマン

遣唐使派遣の中止後、道真の出世はとぶ鳥を落とすいきおい。

寛平6年(894)12月に侍従

寛平7年(895)2月に近江守

同年10月に中納言

同年11月には春宮坊の長官

寛平9年(897)8月には、大納言に任じられます。

武官の最高位である、右近衛大将(うこんのえだいしょう)を兼務しました。

侍従

侍従(じじゅう)とは天皇のそばに仕える役人

秘書的な感じでしょう。

天皇のお世話をします

近江守

1度、讃岐守になったことがある道真。

菅原家の家柄は位が高いワケではなく、

通常だと、いくつかの国守を経験して隠居するのが通例

道真は異例の出世を果たします。

中納言(ちゅうなごん)

中納言とは、最高国家機関の官職の1つです。

地位としては従三位相当になります。

京に戻った時は、正五位上だったため、出世してますね

大納言(だいなごん)

中納言のさらに上の地位。

道真は2年で、中納言から大納言へ出世しました。

春宮坊(とうぐうぼう)

春宮坊とは、皇太子の生活全般をお世話する役所。

これにより、次期天皇への繋がりができるかもしれませんね

右近衛大将(うこのえのたいしょう)

右近衛大将とは、宮中防衛の最高責任者

べつに左近衛大将もいます。

地位としては、中納言とおなじ従三位となります。

新しい政府

サイコロを囲んで会議をする3人の人形

貴族社会では、家柄によって出世には限界がありました。

しかし、家柄には関係なく、どんどん出世していく道真

そんな道真に、まわりの貴族は恐れをなしたといわれています。

このころ、貴族社会でもっとも力を持っていた人物が藤原基経(もとつね)。

基経の長男である藤原時平(ふじわらのときひら)も、

道真と歩調を合わせるように大納言へ昇格し、2人で左・右近衛大将を兼務しました。

この年、宇多天皇は皇太子の敦仁(あつひと)親王に譲位しました。

道真と時平は、新しい天皇である、

醍醐(だいご)天皇のもとで働きはじめます。

藤原家からの嫉妬

分厚い雲に覆われた空

天皇の座をゆずった宇多天皇ですが、この時まだ31才。

アラサーです。

譲位は危ういものがありました。

時平もまだまだ若く、道真は1人で政府を束ねなければいけません

このような新政府にたいして、不満をもつ御三方がいました。

権大納言・源光(みなもとのひかる)

中納言・藤原高藤(ふじわらのたかふじ)

中納言・藤原国経(ふじわらのくにつね)

権大納言の権とは、仮という意味があり、

3人の家柄は道真より上ですが、位は低かったのです。

なんでアイツがしゃしゃってるわけー?

タワマンに住んだことないっしょ?

頭がたけーんだよ!

三好清行からの手紙

テーブルに置かれたスマートフォン

出世が気にいらない藤原家から、道真はめちゃくちゃ嫉妬されます。

そんな時、こちらにも出世にメラメラ燃えている人物が。

三好清行(みよしきよつら)です。

清行は54才で文章博士になりましたが、その出世も藤原家あってのものでした。

清行

藤原家めっちゃキゲンわるっ…

清行

キゲンとったら出世できるかも!

清行は、道真を政界から追いだす方法を考えます。

清行

なんかいい方法ないかなー

同僚

道真さま〜、大好き〜

清行

ちっ、まわりはジャンキーで使えねぇ

清行を取りまく研究者は、道真の門下生がしめていました。

その頃の詩宴では

道真

今日はいい詩が多いですね〜

道真

よきよき

清行

道真さま、私のはどうですか!?

道真

たしか藤原家の金魚のフン、めんどくせー

道真

あ、いいんじゃない?はい次ー

清行

藤原家側であることが理由なのか、

清行は道真に冷たさを感じており、限界がきます。

清行

もーガマンならん!

清行

直談判だ!

清行は道真に手紙を送ります。

『明年は辛酉で、革命の年に当たるから運命を慎まれよ、分を知り、職を辞して、風情を烟霞にしてほしい。』

今まではみんな、なんか心が病んでましたね。

これからは陽気な年になりそうだし、

道真さまはノリについてこれないかもですよ?

隠居して、ぼんやり自然でも見ててくださいな。

まとめ

今回は菅原道真の出世コースと、まわりの嫉妬心を紹介しました。

  • 菅原道真は、順調に出世する
  • 藤原家を中心に、まわりから嫉妬される

こんな手紙を送りつけるなんて、よっぽど清行は道真が嫌いだったんでしょう。

しかし、道真を嫌う人はどんどん多くなります。

味方である宇多天皇も譲位し、上皇になってしまいました。

相方である藤原時平は、七光りのバカ息子。

そんな時平のウソにより、道真はあの太宰府に左遷されるのです

つづく!

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