・新車の振動や異音の保証について紹介します!
・新車は完全な品質ではない?
・民法で決められている中等の品質とは?
学校の美術で描いた人物画は堀内健、トリぞーです。
みなさん、新車を購入したことはありますか?
新車を購入すると、それはそれは大切に乗ろうと思うのですが、こんな経験はありませんか?
「買ってすぐなのに変な音がする…」
「振動が大きい気がする…」
そんなとき販売店に確認すると、こう言われますよ。
「あ、それ保証されませんよ」
新車契約時の書類

30歳にして初めて新車を購入しました。
と言いますか、初めて自分で購入の契約をしました。
過去2台の費用は自分で支払ったものの、契約を行ったのは父親。
なので車を購入するときに、どんな書類があるかわかりませんでした。
新車を購入して約2ヶ月後、こんな感覚が。
振動が大きんじゃないか?
変な音がする…。
購入先のディーラーに相談したところ、「保証されません」の一言。
そして、1枚の書類を見せられます。
書類には新車に対する断りが書いてあり、内容に目を疑いました。
『新車でも振動や異音、オイルのニジミ等は保証されません』
おいおい、マジかよ!!
そんな書類があるなんて知らんし!!
新車の品質

そんな書類があるなんて…。
そもそも、その書類を契約時に説明しなくてもいいのか?
と思いましたが、これは一旦保留。
この書類はディーラーに限ったことではなく、民法で決まっているとのこと。
新車について「新車の品質(中等の品質)」というものが定められています。
『新車にはたくさんの同じ種類のものがあり、この中から現実に引き渡すべき車がどういう性質を持ってなくてはならないか、法律用語で言えば「中等の品質」を備えていなくてはならない。
何が中等の品質であるかというと、一般的には他の同種類の車と比べて遜色のない状態である。』
最後の文に『他の同種類の車と比べて遜色のない状態』とあるので問題はないように思えますが、注目すべきは中等の品質という文言。
この民法を簡単に言うと、
『車ってたくさんあるんだし、1台くらい振動とか変な音がしても仕方ないでしょ?
人間が作ってるんだもの。まぁ運転する分には全然問題ないし、少しくらい大目にみてよ』
こんな感じか?
まとめ
今回は新車の中等の品質について説明しました。
・中等の品質では振動、異音は問題にならない。
・オイル漏れは中等の品質に当たらない。
・少しでも気になることがあれば、販売店に確認する!
民法に書いてあるからって、新車ですよ…。
もしかしたら欠陥があって、今は振動とか異音だけで済んでるかもしれないが、後々とり返しのつかない故障に発展しないとは言い切れません!
そこはディーラーにしっかり伝え、そんな場合は責任持って対応しますとのことでした。
何はともあれ、少しでも気になる場合は早めに販売店に相談することをオススメします!
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