【三重津海軍所跡】見えない世界遺産!?その歴史やアクセス・施設を紹介します!!

世界遺産

ソフトクリーム風のアイスが好き、トリぞーです。

 

今回は1人旅として、島原半島1周旅行に行ってきました

目的はもちろん地元である島原半島を1周することなんですが、道中にある世界遺産を訪問してきました。

その名も見えない世界遺産・三重津海軍所跡を紹介します。

 

三重津海軍跡

 

三重津海軍所跡とは現在の佐賀市諸富町と川副町にある洋式船の修理用ドック跡であり、現存する国内最古のドライドックです。

 

時は幕末、世界では欧米列強がアジアへの侵攻を強めていました。

貿易の窓口であった長崎の警備の仕事についていた佐賀藩は、欧米列強の圧倒的な軍事力に強い危機感を抱き、他藩に先駆けて海防の強化を図りました

 

佐賀藩10代藩主・鍋島直正(なべしま なおまさ)が取り組んだのは西洋の科学技術を導入することによる、長崎警備の強化

佐賀藩は西洋の技術を外国の本などで学び、試行錯誤を繰り返しながら鉄製大砲の鋳造を成功させ、蒸気機関などの研究にも取り組みます。

 

安政2年(1855)、幕府が開設した長崎海軍伝習所に47人の藩士を派遣し、海軍技術を学ばせ、同時に蒸気船構造の研究を開始。

安政4年(1857)には長崎の大波止造船所においてオランダ人技師を雇い、コットル型帆船の製造に取り組み、翌5年に木造船「晨風丸(しんぷうまる)」を製造しました。

 

しかし、当初の目的は蒸気船の製造

佐賀藩は蒸気船を製造する為に、以前よりオランダに蒸気船を注文していました。

いちから研究するより、既にあるものを取り入れる方が早いですもんね。

 

オランダに注文していた蒸気船・電流丸が到着すると、思いもよらない事態が起きます。

「あかん…今ある造船所じゃ電流丸を改造できへん」

 

電流丸の蒸気機関を改造する必要から新たな造船所設置が急務となり、文久元年(1861)の蒸気機関製造の成功に続いて、文久3年に三重津に造船所を建設しました

その後、慶応元年(1865)には蒸気船・凌風丸を完成させました。

また、習得した海軍技術を藩内に広めるために、藩船を管理した場所(三重津)に御船手稽古所を設置します

 

このように洋式蒸気船の建造や修理、海軍の様々な教育を行う場所が整備・拡張され、幕末佐賀藩の洋式海軍の拠点である三重津海軍所が創設されました。

 

三重津海軍所跡は幕末の海軍の様子や、日本の伝統技術と西洋技術の融合を自然環境を巧みに使った洋式船の運用方法が具体的にわかる貴重な遺跡として、2013年に国史跡に指定されます。

そして2015年に世界文化遺産に登録され、明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業の構成資産になっています

 

アクセス

 

自家用車の場合は長崎自動車道佐賀大和ICより車で40分

九州佐賀国際空港からは車で10分となります。

 

柳の内交差点から筑後川方面に進むとすぐにノボリが立っています。

駐車場は施設前に少しあり、施設裏の公園に広い駐車場があります。

 

佐野常民記念館

 

ノボリを目印に進んで到着!

と思ったらそこには佐野常民記念館という施設がありました。

一瞬、間違えた?と思いましたがこの施設の裏に三重津海軍跡があります。

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ここは三重津海軍跡の紹介の他に、佐野常民の遺品や関連資料の展示など、その功績をわかりやすく学べるとともに体験学習施設としての機能も持った施設です

 

佐野常民

 

佐野常民(さの つねたみ)とは佐賀藩士であり、佐賀の七賢人の1と言われ日本赤十字社の創設者です。

 

施設案内

 

開館時間は9:00〜19:00

展示室は17:00まで。

 

休館日は月曜日(祝日の場合は翌日が休み)

年末年始となっています。

入館は無料ですが、展示室は有料となっています。

 

みえつドームシアター

 

館内に入るとスタッフの方が施設の説明をしてくれました。

そして最初に案内されたのがみえつドームシアター

ドーム型のプロジェクターであり、数分間の映像を見ることができます。

三重津海軍所跡の知識が全くなくても、この映像で基本的なことを学ぶことが出来ます

 

実際、私はこの海軍所は第二次世界大戦くらいのものって思っていました…

恥ずかしい。

ただ、ドーム型で映像がぐるっと回ったりするので酔ってしまう人もいるのだとか

 

みえつSCOPE

 

 

みえつドームシアターで映像を見終わった後は2階に案内されました。

そこでは、みえつSCOPEといわれるVRを体験することが出来ます

 

書類に住所等を書き込み、身分証明書を提示してレンタル。

この日は小雨が降っていたんですが

スタッフ「今日は雨だから7番に行ってね!」

と説明を受け、3階にある7番と書かれた一角へ。

 

そこには2人分の椅子とテーブルがあったのですが、すでに中学生らしき女の子がいました。

そのスペース以外は廊下っぽくてどこで見ればいいんだろうと考えていると、自動的にVRがスタート。

仕方ないので、そこからテラスに出て小雨が降る中、屋根の下でVRを堪能。

 

初めてのVRだったんですが、正直こんなもんか…って感じでした。

内容はみえつドームシアターの内容を少し詳しくした感じです。

 

歴史公園

 

映像とVRで三重津海軍所を勉強し、実際にその場所へ。

三重津海軍所跡地は佐野常民記念館の裏から歩いていくことが出来ます。

そこは広い公園となっています。

 

 

本当に公園だけ…

一部に発掘跡があるのかなと近づくと

 

 

それはパネル。

実際に見ることが出来ない世界遺産

本当だったんですね。

少し残念。

 

おわりに

 

今回は島原半島1周1人旅の立ち寄りポイントとして、佐賀市にある三重津海軍所跡に行ってきました。

事前の情報は見ることが出来ない世界遺産。

そして実際行ってみると本当に見ることが出来ませんでした。

 

発掘場所は埋めなおしたのでしょうか?

時間が少し迫っていたので、その辺りは確認出来ず。

しかし、シアターやVRで基礎的な知識は付くので思っていたよりは楽しめました。

佐賀藩は興味があるので今後の歴史探求のいい勉強となりました。

そして1人旅は続きます!

 

 

 

 

 

 

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