【菅原道真】阿衡の紛議に黒幕がいた!?藤原佐世の陰謀を紹介します!!

まぁまぁのブス、トリぞーです。

 

前回は少し菅原道真から逸れまして

 

阿衡の紛議を紹介しました。

【菅原道真】道真不在の京で起こる阿衡の紛議を紹介します!!

 

しかし、阿衡の紛議には黒幕がいました。

 

 

停滞し混迷した政務

 

宇多天皇から阿衡を任命された基経でしたが

 

阿衡とはなんの権力もない職だと知り、一切の政務を放棄します。

 

当然、宇多天皇は焦りに焦ります。

 

 

宇多「冗談やがな基経はん、堪忍してや〜…」

 

基経「うるせー、青二才が」

 

 

宇多天皇は基経をなだめ、政務復帰を求めますが

 

基経の怒りは収まりません。

 

 

宇多「どうなっとるんやジッジ!!」

 

広相「…」

 

宇多「大丈夫って言ったやないか!!」

 

広相「だって…(佐世君バレとるやないか…」

 

 

黒幕 藤原佐世

 

ここまでの騒ぎとなった阿衡の紛議ですが

 

全ては藤原基経のお抱え学者、

 

藤原佐世の陰謀だったのです。

 

橘広相は学識も高く、その娘は宇多天皇の母

 

広相の地位も勢力も大きく、基経と拮抗する政敵でした。

 

 

佐世「この業界も上が邪魔で出世できませんねー」

 

佐世「特にあの橘広相という老害ときたら…」

 

 

自分の出世の為にどうにか広相を排除できないかと模索する佐世

 

そこに宇多天皇が基経を関白に任命しようか迷っているという噂を聞きます。

 

佐世は宇多天皇が必ず広相に相談すると予想し

 

先回りして広相に近づきます。

 

 

佐世「これはこれは、広相大先生じゃないですか!」

 

広相「あぁー、藤原さんとこの佐世君じゃない」

 

佐世「宇多天皇はお元気です?基経さんの人事に迷っているとか」

 

広相「しぃー!どこで知ったの!?トップシークレットよ!」

 

佐世「実は基経さん嫌いなんすよ、あの薄らバカ」

 

広相「そーなの?」

 

佐世「もーアイツに付き合うの限界なんですよ。そこでちょいと小話を」

 

広相「なになに?」

 

佐世「広相大先生ならご存知かと思いますが、阿衡って職なんですが」

 

広相「も、モチのロン知ってるさ(なんだっけ?)」

 

佐世「あれって中国では地位は高いけど仕事はないじゃないですか?」

 

広相「そ、そーだね…」

 

佐世「だから、基経さんを阿衡に任命したら、win-」

 

広相「WIN!!」

 

佐世「そゆこと。お孫さんもハッピー、オレもハッピー。」

 

広相「でも基経君にバレたらヤバイよ、あの子暴君よ。」

 

佐世「絶対バレませんよ、薄らバカだから」

 

 

何とこの佐世の小話から広相は宇多天皇に

 

基経を阿衡に任命するようアドバイスしてしまったのです。

 

 

広相 追放される

 

宇多天皇はどうにかして基経の機嫌を直そうと必死です。

 

そこで宇多天皇は学者に阿衡を調べさせます。

 

 

宇多「ほんまは阿衡って立派な仕事があるはずや!!調べなさいよ!!」

 

 

しかし、基経を恐れる学者達は宇多天皇を相手にしません。

 

追い詰められた宇多天皇は決断します。

 

 

宇多「すまんやでジッジ」

 

広相「仕方ないの。辞めるしかないか…」

 

 

このようにして橘広相は政界から姿を消すことになります。

 

 

広相 道真に助けられる

 

橘広相を追放することで基経の機嫌を取ろうとしますが

 

まだまだ、基経の怒りは収まりません。

 

基経は宇多天皇に広相を島流しにするよう伝えます。

 

宇多天皇はもうパンク寸前。

 

流石に祖父である広相を島流しにしたくありません。

 

大事件に発展した阿衡の紛議

 

この事件は遠く讃岐国まで伝わります。

 

讃岐国で事件を知った道真は天皇を助ける為に

 

意を決して京に戻ります。

 

そして基経に広相を許すよう意見書を出します。

 

『広相さんは悪気があって阿衡という職を出したんじゃないですよ。そんなに怒ったらこの先、誰も良い仕事が出来ません。そもそも広相さんって良い人じゃないですか。そんな人を島流しにしたら、今度は基経さんが恨みをかってしまいますよ。』

 

その意見書では広相の弁護だけではなく

 

学者がこれからも良い仕事が出来るよう堂々たる意見書でした。

 

これにより基経は怒りを静めます。

 

道真の意見書は阿衡の紛議を解決に導く決定的な役割を果たします。

 

しかし、結果的にこの紛議は政界に藤原氏の権力の強さを知らしめることになりました。

 

そしてこの紛議により天皇はただの操り人形だと、政界に広がることとなりました。

 

 

 

つづく

 

今回は阿衡の紛議の黒幕を紹介しました。

 

 

この紛議により上が居なくなり、藤原佐世は学界でも名を広め

 

結果的に政敵であった橘広相を追放し、藤原氏の権力を政界に知らしめることに成功しました。

 

恐るべし、藤原佐世

 

阿衡の紛議により天皇が操り人形だということが政界に広まりましたが

 

実は基経も佐世の操り人形だったのかもしれません。

 

それにしてもさすが道真

 

その頭脳により見事、阿衡の紛議を解決します。

 

しかし、広相が陥った罠は、

 

後に、道真が陥るものとよく似たものとなりました。

 

つづく!!

 

 

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